アクアリウム

苔を使ったビオトープのオーバーフロー・雨対策!ハイゴケと乾燥ミズゴケ

【前回】

前回のスジエビ投入からしばらく経過し
6月で気温の高い日が続いています。

左側の浅瀬部分に、余って保管していたセキショウを追加しましたが
この部分は後でもう少し弄る予定です。

メダカが卵を抱える姿を見るようになりましたが
同時に、6月で既に初夏のような暑さが続いてしまっています。

さらに、これから再び雨続きになるため
暑さ対策と、雨が降った時のオーバーフロー対策が必要です。

とりあえず今回は、材料の揃っている雨対策から行います。

Youtube版はこちら

土台作り

今回は、このタライの縁とホース止めのくぼみの部分を活用して
縁部分にハイゴケを配置していきます。

しかし、ただ乗せるだけだと不安定で
ハイゴケのための保水性も悪いので、まずは土台から作っていきます。

まずは、ミズゴケを使用します。
これを縁部分に乗せて、ミズゴケのための保水力を確保します。

水で戻したミズゴケを、縁部分に乗せていきます。

土手のように高めに積んで、溢れても中の生体が外に流れ出さないようにします。

ミズゴケを乗せ終わりました。
次に、ミズゴケの上に麻布(あさぬの)を巻いていきます。

麻布を巻くことで、ミズゴケがチルノを防ぎ
ハイゴケが成長した時、活着できる場所を増やします。

今回使用するのは
「ジュート ヘシアンエコテープ幅40㎝」という麻布です。

これを、丁度いいサイズにカットして
ミズゴケと同じようにグルッと上に被せていきます。

オーバーフロー対策と、毛細管現象で水が外に出ていくため
おそらく排水性だけなら、この状態でも充分機能すると思います。

土台が完成したので、最後にハイゴケを乗せていきます。

ハイゴケ

今回使用するハイゴケは「苔りあん」さんで購入した
50×35トレー入りの大容量ハイゴケです。

【ハイゴケとは】

ハイゴケ科・ハイゴケ属に分類されるシダ植物です。

北半球の広い範囲に分布し、日本でも日常的に目にします。

地面を這うように生長することから、名付けられました。

黄緑や茶色っぽい色合いをしていることが特徴で、日本庭園から苔玉
盆栽、テラリウムなど幅広い用途で利用されます。

また、多湿・日光を好み、乾燥にも強く
非常に丈夫で成長スピードの早い植物です。

全体的に品質が非常によく、一面美しい緑色をしています。

こちらを丁度いいサイズにちぎって
麻布の上に敷き詰めていきます。

完成

とりあえず、これでオーバーフロー対策は完成です。

苔で中の生物が流れ出すのを防ぎつつ
毛細管現象やホース止めの穴で水が溢れるのを防ぎます。

また、タライの縁をハイゴケで囲うことで
剝き出しの時より、水温も上がりにくくなると思います。

次回は、暑さ対策のさらなる改良を行おうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

【次回】

ビオトープの暑さ対策と浅瀬改良!ユキノシタビオトープひとまず完成! 【前回】▼ https://raidenentertainment.com/%e8%8b%94%e3%82%92%e4%bd%...


【関連記事】

ビオトープにおすすめな生体!メダカやエビ以外にも飼える生き物 春~夏はとても過ごしやすく雨も多いので、動植物も非常に育ちやすい季節です。 この時期にビオトープを始めたまたは始めて見たいという...
ABOUT ME
ライデン
ゲーム・アニメ・漫画・映画などの娯楽や園芸・ペット飼育と少しの筋トレをこよなく愛するインドア派。