アクアリウム

ビオトープに新たに生体導入!『スジエビ』追加の理由とメダカとの関係

【前回】▼

紅帝メダカを導入してから数日が経過しました。

ボウフラはかなり減少しましたが
ミジンコは現在もたくさん泳いでします。

浅瀬部分の水草も少しずつ成長してきていますが
少しレイアウトを弄ろうかと検討中です。

というのも、意外と浅瀬部分が広く、水草を育てるにしても
結構持て余している部分が広く、石積みレイアウトなども考えています。

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アオミドロ発生

そして、最近の晴れ続きと高い気温の影響か
少しずつアオミドロが目立ち始めました。

このように水草などに絡みついて増え始めています。

このままの状態だと、水草の生育や
メダカにもあまりよろしくないので
「ある生体」による対策を行おうと思います。

スジエビの捕獲

ということで、近所の野池へやってきました。

今回はここで「スジエビ」を何匹か捕獲します。

スジエビと言えば、アクアリウム水槽などで
「同居の魚を食べてしまう」など
凶暴なエビというイメージがありがちですが
実は、アオミドロやコケがあればそちらを優先して食べる雑食性のエビです。

水槽という食べるものが限られた環境では
スジエビはすぐに飢餓状態になってしまい
空腹を満たすために、他の生体を襲ってしまいます。

しかし、藻やコケ類が無限に発生するビオトープでは餌に困らないので
藻やコケを優先して食べるようになります。

また、産まれたばかりのヤゴなども食べてくれることがあるので
室内水槽とは違い、ビオトープでは生体系の一部として活躍してくれます。

このように、池の草の根元などを網でガサガサすると
簡単に捕まえる事ができます。

ちなみに。スジエビは夜行性なので
夜の方が簡単に捕まえる事ができます。

とりあえず今回は15匹ほど捕獲して
1時間以上かけて水合わせを行います。

エビ類は水質変化に非常に弱く、魚のように30分程度で済ませると
あっさりと死んでしまうことが多いので
水合わせは慎重に行います。

スジエビ導入

1時間以上経過したので、スジエビを解放します。

スジエビたちはあっという間に水草の影などに隠れてしまいました。
基本的に夜行性なので昼間はほとんど物陰に隠れています。

たまに昼間でも泳いでいる姿を見せてくれます

水中のミズユキノシタは
無事水面まで成長しました。
これからも成長に期待したいです。

水中で撮影すると凄い数のミジンコが確認できます。

スジエビは、ミナミヌマエビよりも高水温に弱いため
夏までにどう対策するかが今後の課題です。

すだれで遮光するか、エアレーションで酸素を満たすか
出来れば鑑賞性も維持したいので考えようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

【次回】

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