サラセニア(Sarracenia L.)というのは、葉が筒状になった食虫植物である。APG体系では、ツツジ目サラセニア科、クロンキスト体系では、双子葉植物綱ウツボカズラ目サラセニア科に属する。ヘイシソウ(瓶子草)とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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元ネタは食虫植物だったりすることが良くあります。
園芸に興味のある方なら一度は育ててみたいと思ったことはないでしょうか?
筒状の葉を持ち、落とし穴のようにして虫を捕らえる食虫植物で、湿地に生える多年草です。
ハエトリソウ同様、だいたい春頃になるとホームセンターなどで見かけるようになります。
サラセニアは食虫植物の中でも特に丈夫で
温度や湿度をあまり気にしなくても元気に育ってくれます。
「フラバ」「プルプレア」「アラタ」など、品種も豊富に存在します。
今回はサラセニアの簡単な育て方を紹介しようと思います。
サラセニアの置き場所
サラセニアは日光をとても好む植物なので
風通しがよく、太陽の日がガンガン当たるような場所に置きましょう。
冬は地上部が枯れて休眠期に入り越冬します。
この間は水はあまり必要ありません。
サラセニアの土
ミズゴケ・鹿沼土・赤玉土など、栄養分の少ない土で育てます。
サラセニアの管理方法
基本的に「たっぷり水を与える」
ほぼこれだけです。
深めの水受け皿に水を張っておくと、土が乾きづらいのでおすすめです。
サラセニアは湿地に生える植物なので
常に土が湿った状態が理想です。
開花
4~5月くらいに開花します。
肥料について
サラセニアは高い捕虫能力を持っているので
肥料などは基本的に与えなくて大丈夫です。
与えてしまうとむしろ根腐れや病気の原因になってしまいます。
それでも何か肥料を与えたい場合は
月に1回ハイポネックスの原液などを2000倍程度に薄めて
注射器などで筒状の葉の中に入れると良いです。
植え替え時期
12月~2月の休眠期に行います。
ミズゴケで育てる場合は、根の張りが良くなるようにミズゴケを
押し込むように圧迫して硬めに植えつけます。
注意点
- 暗い所に置かない
玄関先や部屋の中など、太陽の光の少ない場所だと調子を崩してしまうので
必ず日光の当たる場所で管理しましょう。 - 乾燥に注意
サラセニアは湿地植物なので乾燥に弱いです。
常にミズゴケを湿らせた状態で管理しましょう。
特に、夏場の乾燥には注意しましょう。
結論
「水と日光以外は基本的に放置でOK!」
水と光合成だけでほとんどの場合元気に育ちます。
サラセニアは食虫植物の中でも特に丈夫な植物なので、
初心者の方にも育てやすい植物だと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!