アクアリウム

暑さ対策から2週間後!水草・メダカ観察と新たに植物追加!【ミズユキノシタビオトープ】

【前回】▼

最近は強めの雨が続き
ビオトープもほとんど手を加えられませんでした。

前回から2週間以上が経過したので
ハイゴケ・水草・コロカシアなど、植物はだいぶ成長しました。

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ビオトープの周りの様子

コロカシア・ビッグディッパーは前回に比べると
葉の数も充実して、草丈もだいぶ高くなりました。

ブラック・マジックとレモネードはまだまだ小さいですが
こちらも前回よりは大きくなってきました。

ちなみに、底床として使用した腐葉土ですが
土の中でガスのようなものが溜まり、盛り上がるように浮いてきてしまったため
上から赤玉土を重り代わりに被せました。

以降、腐葉土が浮き上がることは無くなり
水草は下の腐葉土部分に根を張り、すくすくと育っています。

ちなみに、少しアオミドロが発生していますが
スジエビが食べているため、このくらいの数のまま収まっています。

水中の様子

続けて水中を見ていきます。

ミズユキノシタの森が広がってきて
前回よりも見た目が幻想的っぽくなってきました。

流木や石の苔もいい感じに生えています。

このような苔は水槽では嫌われがちですが
ビオトープでは見た目も良くなり、エビやタニシの餌にもなるのでとても有能です。

ミズユキノシタの古い葉には、アオミドロが葉を包むように生えています。

アオミドロそのものも、大発生するわけでもなく
スジエビに食べられながらこのサイズに収まっています。

ミズユキノシタの森の中では
レッドファイアーシュリンプが苔をツマツマしています。

昼間の間スジエビたちは、前回
溶岩石の下に置いたシェルターの中で眠っています。

たまに昼間でも動いてる子がいますが
ほとんどのスジエビはこの中にいるようです。

ちなみに、メダカの稚魚は今のところ確認できていません。

稚魚に関しては今後に期待です。

新たに植物追加

今回は、前回作った石積みに
植物を植え込んでいこうと思います。

活着するタイプの植物を二種類用意しました。

今回用意した植物は「イワヒバ」「シノブ」という植物です。

イワヒバは盆栽などでよく使われる植物で、ヒバのような葉をしたシダ植物の一種です。
乾燥や寒さにも強く、乾燥すると葉が内側に巻き込むように丸くなり
一見枯れた様な見た目になったりと面白い植物です。

イワヒバは昔、アクアテラリウムで使用していて
リセットした後、鉢植えで管理していました。

いつの間にか子株も増えてかなり巨大化していました。

こちらは「シノブ」です。

シノブは日本全国に分布していて、園芸では苔玉などでよく使用されます。
太い毛の生えた根が特徴で、木の幹や岩に張り付くように伸びて
葉を出します。

冬になると葉が落ちて無くなります。

台湾産の「トキワシノブ」という
冬でも葉が枯れない常緑のシノブもあるのですが
こちらは耐寒性がやや弱く、前の冬のような氷点下が続くと枯れる恐れがあるため
今回は耐寒性が強い在来の「シノブ」を選びました。

植え付け

まずはシノブを植え付けます。

シノブは日光にあまり強くないので
日が当たりづらい裏側に植え付けます。

ハイゴケに植え込むだけなので、結構簡単に固定できました。

続けて、イワヒバを植え付けていきます。

イワヒバは、シノブよりは日光に強いので
正面に植え付けます。

完成

とりあえず完成しました。

常に井戸水がかけ流されているため
あとはこのまま育ってくれると思います。

これからこのビオトープの植物たちがどのように育っていくのか
今から非常に楽しみです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

【次回】▼

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