【前回】▼
8月上旬は台風や大雨など、長い間雨続きでした。
気温も少し前までは40℃近く上がりましたが
雨続きのため、23℃程度の低い気温が長く続きました。
ミズユキノシタはビオトープからはみ出すほど調子よく成長しています。
Youtube版はこちらオーバーフロー対策の様子
6月下旬頃にミズゴケ・ハイゴケを使い、オーバーフロー対策を行いました。▼
大雨続きですがハイゴケがしっかり水を吸って外に流し続けているので
ビオトープの水位は常に一定を維持しています。
また、苔が受け皿となり水が溢れて流れ出す過程で
中にいる稚魚や稚エビ・微生物なども外に流れださないようになっています。
このように、以前行ったオーバーフロー対策は
しっかりと機能しています。
雨上がり後
こちらは雨が上がった後の光景です。
陸に乗り上げたミズユキノシタは水面のものより
鮮やかな色をしています。
ハイゴケまで伸びた部分は苔部分に根を下ろしています。
縁部分にはミズゴケとハイゴケを乗せているだけなので
根を張ってくれるほど縁部分が頑丈になります。
ミズユキノシタがかなり生い茂っているので
水中の生体は時々隙間から見える程度です。
ミナミヌマエビをレッドファイアーシュリンプにしたのは正解で
生い茂った環境でもよく目立つため発見しやすく、とても映えます。
陸地部分に何匹か「コモリグモ」が住み着いていました。
隠れ家が多く、虫も多く集まるので居心地が良いのでしょうか。
こちらのコモリグモはたくさんの子グモを背負っています。
日を追うごとにビオトープに住み着く生き物が増えている気がします。
害虫発生
実は最近ミズユキノシタの葉の部分に害虫が発生しています。
このように陸に出ている部分がボロボロにされてしまっています。
黒い小さな芋虫が何匹もおり
おそらく「ハムシ」の幼虫だと思われます。
(ハムシの詳しい種類については詳しくないのでわかりません)
ちなみに成虫を確認することもあります。
これも生態系の一部だとは思いますが
あまり増えすぎるとミズユキノシタを食べ尽くされてしまいます。
別容器で水上栽培しているミズユキノシタはこの虫が大量発生してしまったため
7割以上が食べられてしまいました。
あまり増えすぎるとこちらも食べ尽くされてしまいかねないので
見える範囲だけでも駆除しようと思います。
食虫植物の糧に
しかしただ駆除するだけではもったいないので
趣味で育てている食虫植物の糧になってもらいます。
このビオトープの左側ではハエトリソウとサラセニア
モウセンゴケなどを育てています。
こことは別の半日陰では
ウツボカズラなども育てています。
これから彼らの栄養になってもらいます。
こちらは先日購入したレッドシャークという品種のハエトリソウです。
せっかくなので、彼らの糧にもなってもらいます。
その後
見える部分の芋虫は駆除できました。
一部ボロボロにされていますが
夏なのですぐに再生すると思います。
雨上がりで湿っているからか、ダンゴムシも普段より多くいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!