男性でも少女漫画を読んでいる方はいると思いますが
「少女漫画は恋愛ものばかりだから」と敬遠してる方や
「少女漫画を読むのは抵抗がある」と思っている方がいるのも事実です。
今回は、少女漫画を一切読まない人や
恋愛以外でも読みやすく、面白い少女漫画を紹介します。
7SEEDS(2001年~2017年 全36巻)
学者たちによって、「近い将来、巨大天体が降り地球は様々な災害に見舞われ、恐竜が滅亡した時と同じような状態になるであろう」と予測されたことから、人類の滅亡も危ぶまれるこの事態に、各国首脳らが極秘会議を重ねた結果、「7SEED’」と呼ばれるプロジェクトが誕生した。それは、若く健康な人間を選んで冷凍保存し、地球が災厄に襲われている間眠らせ続け、やがて人が住める状態になったとコンピューターが判断した時に自動解凍を行い放出するというものである。人類の種を災厄が過ぎ去った後の世界にも残そうという壮大な計画であった。「7SEEDSプロジェクト」は国ごとに行われ、日本では7人ずつ5チーム「春・夏A・夏B・秋・冬」に分かれている。選ばれる基準は様々で、遺伝性の病気や早死にした者・犯罪者が身内にいないこと、本人の健康状態、生殖能力の有無、豊かで問題のない家庭に育った、容姿も麗しい者や、ある分野に秀でている者が選ばれた。
普通に生活していた少年少女たちが、
ある日、目を覚ますと人類が滅亡した遥か未来の世界に居た!
実は彼らは政府の極秘プロジェクトで選ばれた
優秀で特技のある容姿端麗な少年少女チーム。
と、夏のBチーム
(不登校だの暴行事件を起こしているだの真逆の問題児チーム)
優秀な子供たちだけでは何かの拍子で
一気に絶滅してしまうのではないか?と考えた結果
あえて作られたチームです。
例えるなら『Dr.STONE』に近い漫画だと思います。
少女漫画とは思えないほどサバイバル要素が強く
えぐいシーンも多いです。
サバイバル漫画としてもSF漫画としても楽しめると思います。
普段少年漫画等に慣れている方は、最初絵に抵抗があるかもしれませんが
内容が面白いのですぐに慣れると思います。
ちなみにNETFLIXでアニメ化も行われています。
11人いる!(1975年 全1巻)
名門校・宇宙大学の入学試験最終テスト(最終日程の最後の科目)において、“外部とのコンタクトが不可能な宇宙船”を舞台に、宇宙のさまざまな国からやって来た11人の受験生が、本来ならチームは10人一組のはずが1人多いことから闖入者探しに迫られ、疑心暗鬼のなかで反目しつつ、信頼関係を築き合いながら友情や恋を培い、非常事態を乗り越えようとするさまを描く。
地球人類が宇宙進出して異星人と交流を持つようになった未来の話。
各惑星の国からやってきた受験生は名門大学の入学試験最終テストを受けます。
「10人でチームを組み、そのメンバーで53日間
宇宙船でトラブル無く生活してください」というのが始まり。
しかし船内に乗り込み、メンバーを確認してみると何故か11人いる。
つまりこのメンバーの中に受験者ではない何者かが紛れ込んでいます。
疑心暗鬼のまま生活をしているうちに
船内では様々な事件に見舞われる事になります。
事件に立ち向かいながらも、それぞれの夢や悩みを
ぶつけ合いながら成長していく姿に心を打たれる作品です。
「全1巻」なのでとても読みやすいと思います。
ちなみにこちらの作品はアニメ映画化・ドラマ化・舞台化もされています。
地球へ…(テラへ)(1977年~1980年 全3巻)
時は、はるか未来。人類の文明は、その絶頂期を迎え、ワープ航法による広大な宇宙への進出も可能な時代に突入していた。だが、地球は、天然資源の枯渇、人口増大、環境汚染などのため、滅亡寸前の状態だった。その対策のため、地球から2万光年離れた人工惑星アクタラシアに幼年育英都市を設け、生まれてくる子供に社会の清浄化に役立つ純潔な成人にするための特殊な教育を施す。14才の〝目覚めの日〟を迎えた子供は、成人検査を受け、合格した者だけが、地球へ送られて健全な市民として生活することができた。だが、その成人検査は管理社会の異分子である〝ミュウ〟を生み出した。彼らは超能力を持つ新人類である。監督機関であるユニヴァーサル・コントロールは、ミュウへの過酷な弾圧を加えるが、それに抗して、迫害を逃れたミュウたちはアタラクシアの地下に潜んだ。彼らの願いは、人類にその存在を認められ、地球へと帰ることだった。そんな中、ミュウの長であるソルジャー・ブルーは、自らの寿命を悟り、新たなる後継者を求めていた。そして、いま目覚めの日を迎えようとしていたジョミー・マーキス・シンこそ、その運命を担った者だった。ミュウと人類の運命の日は、刻一刻と近づいてゆく・・・。果たして、ジョミーはミュウたちの運命を変えることができるのだろうか。
人類がスーパーコンピュータ(人工知能)のマザーに支配された世界。
「目覚めの日」と言う、14才を迎えた子供はある儀式を行わなければならない。
実は儀式とは「洗脳」の事で、洗脳を行い支配下に置くことで
人間の社会が回っている世界で、主人公はこの世界がおかしいことに気付く。
主人公は「目覚めの日」の洗脳に掛からず
洗脳に掛からなかった他の人々と共にマザーと戦う物語です。
全3巻なので、この作品も読みやすいと思います。
アニメ映画版・テレビアニメ版もあり、それぞれ設定が異なります。
まとめ
今回は完結していて、特に読みやすいものを中心に紹介しました。
今回紹介した作品以外にも読みやすい漫画は沢山あるので
また次の機会に紹介しようと思います。