春~夏にかけては気温が上昇し
雨も多く、水草の水上栽培が非常にしやすい季節です。
しかし、水上化に挑戦して失敗した方
または、水上化に挑戦したいけどやり方がわからない方も多いのではないでしょうか?
今回は、誰でも簡単に水草を水上栽培する方法を紹介します。
Youtube版はこちら用意する物
- 培養土(花や観葉植物などを育てる土)
- 容器(水が溜められるもの)
- 育てたい水草(水上化できるもの)
土は観葉植物や花壇・花などに使う一般的な培養土で問題ありません。
ちなみに自分は、カインズホームで購入できる
「きれいなお花を育てる培養土」を使用しています。
値段も安価で、材料や肥料もバランスの良い配合になっており
この土だけでもりもり育ちます。
容器は、土と水を入れられれば何でも良いです。
洗面器やタッパーなどでも問題ありません。
手順
まずは容器に土を入れます。
水草が存分に根を張れるように土は多めに入れます。
指の第二~第三関節が埋まるくらい土を入れれば大丈夫です。
(土の厚さ約5cm)
続けて水を入れます。
スコップなどでよくかき混ぜて、土全体に水を浸透させます。
だいたい、ホットケーキの生地くらいの軟らかさが理想です。
あとは、出来上がった土に
田植えのように植え込んでいけばOKです。
水草の先端が出る程度まで深く植え込んで問題ありません。
土の中で根や脇芽を増やして
どんどん成長していきます。
1本1本丁寧に植えていますが
正直なところ、土の上にゴミを散りばめるように適当に放っておけば
それだけでも充分育ちます。
植え込んだ方が乾燥する心配は少ないです。
水上葉であれば、切り口が水についていれば
しおれずに育っていきます。
水中葉の水草は、草全体を水に貼り付けるようにして置くか
先ほどのように植え込んでおけば問題ありません。
完成
完成しました。
この状態で水を切らさずに、日当たりのいい場所においておけば
もりもりと水草が育ち、根も脇芽もどんどん生やして
容器からあふれ出すほどになります。
水上化する水草であれば
大抵のものはこの方法で育てることができます。
蚊(ボウフラ)の対策
水草の水上栽培で一番厄介なのは
やはりボウフラではないでしょうか?
我が家は周辺に水場が多く、元々蚊が多い場所のため
対策はしていないのですが、当然一般の家庭ではそうはいきません。
では、どのように対策すればいいのか紹介します。
- 屋内の窓際で育てる
「そもそも外では育てない」ようにします。
屋内の日光が入ってくる窓際などで育てれば
蚊を防ぐと同時に、冬場は気温も外より保てるので
屋外では育てられない種類の水草も育てることができます。 - 銅板を使う
10円玉でボウフラを防げるという話を
聞いたことはあるのではないでしょうか?
ボウフラのいる水中に「銅イオン」が含まれていることで
蚊は発生しなくなります。
「防虫銅」や「銅板」などの名前で販売されています。
- フマキラー ボウフラ退治
水の溜まった容器・場所に入れるだけで
有効成分が幼虫に作用してサナギの脱皮を阻止し
蚊・ハエ成虫の発生を防ぎます。
粒剤が水の底に留まり、徐々に薬剤が溶け出し
約1ヵ月間効果が持続します。
また、人や魚への安全性が高いです。
まとめ
今回は、水草を簡単に水上栽培する方法について紹介しました。
市販の培養土・容器・育てたい水草があれば簡単に増やすことができるので
挑戦してみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
【次回】▼