私の自宅には祖父の代からの大きな池があり
昔は鯉と金魚・クチボソ(モツゴ)を中心に飼育していました。
しかし、池の鯉や金魚も病気で死んだりして以来
ろ過器も壊れて池の水もグリーンウォーター化してしまい
誰も管理しなくなっていましたが、現在はアクアリウムに目覚めた私が管理しています。
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現在は金魚や川魚を中心に飼育しており
カキツバタや睡蓮・ベニコウホネなどの抽水植物や水草などを植えて
巨大なビオトープのような管理の仕方をしています。
池の右側
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池の右側は浅瀬になっています。
池の右側には興味本位で植木鉢で育成した
オレンジミリオフィラムを、植木鉢ごと沈めてみたのですが
ご覧の通り、すっかりミリオフィラムの林と化しました。
奥の方には植木鉢にオオトクサを植えてあるのですが
こちらの鉢からはタデが生えてきて、浅瀬は完全に見えなくなってしまいました。
この植物の林の奥を良く見てみると、トウキョウダルマガエルが住み着いていました。
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トウキョウダルマガエルはカエルの中でも好きな種類なので
非常にうれしいです。
しかし、植物があまりにも増えすぎて水面が全く見えないので
来年は植え方をもう少し考えようと思います。
池の白濁り
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こちらの池ですが、毎年夏になると激しく白濁りしてしまいます。
結構前にコンテナを使用して自作フィルターを作って稼働してみたところ
池は無事透明になったのですが、有機物が多いのか
ウールマット・粗目マットの目詰まりが非常に早く、5日前後でフィルターが詰まってしまいました。
去年、改良を加えて稼働してみたものの
1週間ほどに伸びたとはいえ、やはりとても目詰まりしやすく掃除の頻度が管理が大変でした。
また、今年の夏の猛暑もあり、屋外でのフィルター掃除が非常に困難で
やむなく停止させました。
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こちらが自作のフィルターです。
4段で使っており、一番上から
粗目フィルター・粗目フィルター+沈殿槽・ウールマット・ろ材の順になっています。
しかし、ここまでしても細かい汚れが一番下のろ材の濾過槽まで流れ込んで
フィルター全体に汚れが溜まりやすい状態になっています。
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重力に任せて上から水を下に流す方式では
汚れが他の層まで到達してしまいます。
フィルターの改良案(沈殿槽)
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なので今回は、粗目フィルターの下に給水口を埋め込み
水と汚れが分離しやすくなるよう改良しようと思います。
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給水口から水を入れ
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フィルターに汚れがせき止められ
汚れは下に、水は上に湧き上がっていき
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次のウールマットの層へ流れ込むように作ります。
キミガヨランの撤去
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とりあえずまずは、池に倒れ掛かったキミガヨランを片付けようと思います。
大きく育っていたのでそのままにしていましたが
さすがに邪魔になってきました。
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キミガヨランは低木ですが、幹は結構柔らかく
ノコギリで簡単に切ることができます。
また、この植物は地下茎でも増えていきます。
また、葉っぱの先端は鋭く
刺さると非常に痛いので注意が必要です。
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切り離しに成功したので、後は池から引っ張り上げるだけです。
ちなみに、池に浸かっていた幹の部分は水中に根を張っていました。
生命力は非常に強いです。
引き揚げた後は細かく分解して処理しました。
フィルター改良開始
排水口取り付け
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キミガヨランが片付いたので
続けてフィルターを自作していきます。
マジックで印をつけて大体このあたりに穴をあけていきます。
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穴はホールソーとドリルを使用します。
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出てきた削りカスを洗い流して塩ビパイプのソケットを取り付けます。
ゴムパッキンも取り付けて2段目に細かいゴミが流れ込まないようにします。
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取り付けました。
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このようなソケットを後2つ取り付けていきます。
給水口取り付け
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先ほどと同じように印をつけて
ホールソーで穴をあけます。
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内側からは難しいので
外側から穴をあけます。
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これで給水口も完成です。
ここから池の水を引き込みます。
汚水排水口の取り付け
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こちらは、汚水の排水口です。
ここにバルブを取り付けて、ひねると溜まった汚れが流れ出てくるような構造にします。
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ここはドリルで穴をあけます。
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水が絶対に漏れださないように接着剤でバルブを固定します。
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エルボ取り付け
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給水口側のパイプにエルボを取り付けます。
壁に水を斜めに当てることで
容器の中で水を回転させ、中央に汚れを沈みやすくします。
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鳥よけシートで空間を作って、上にフィルターを敷きます。
オーバーフローパイプ差し込み~フィルター設置
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排水口に、オーバーフロー用のパイプを差し込みます。
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粗目マットに穴をあけて排水口を通します。
隙間ができないようにしっかりと敷きます。
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最後に、ろ過用の砂利を上に敷いて完成です。
この砂利は、水をろ過するのと同時に
粗目マットが浮かないようにするための重石の役割も果たします。
自作フィルター(沈殿槽)の改良完了
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これで、改良型の沈殿槽は完成です。
水中ポンプのホースを繋いでさっそく稼働させてみます。
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この一番下のバルブをひねれば中に溜まった泥がホースを通って排水される仕組みです。
これがうまく機能してくれれば、コンテナを持ち上げなくても
中のゴミを取り除くことができるので掃除が非常に楽になります。
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給水口から注水を開始しました。
しばらくすると砂利から水が溢れだしました。
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これでおそらく、汚れはマットと砂利で遮られて
大体は沈殿槽に沈んでくれると思います。
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あとはこのまま、しばらく稼働して
フィルターが詰まって溢れないかや池のろ過具合などを
観察していこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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