前回から約一ヶ月後のハッカンのヒナの様子です。
ヒナはすっかり大きくなり、母親に近いサイズまで成長しました。
どうやらこの二羽は両方ともメスだったようです。
まだ親の後をついて歩き回っています。
Youtube版はこちらヒナたちは十分成長したので、そろそろ部屋の掃除を行おうと思ったのですが
今年は新たにアルビノイワシャコが誕生したので
部屋を確保するためにハッカン達には別の部屋に移動してもらうことにしました。
実はこの部屋以外に、別の部屋にもハッカンがいます。
別の部屋のハッカン達
現在はマクジャクの部屋に同居しています。
このハッカン達も先ほどの部屋のメスの卵から孵ったのですが
孵卵器で孵したため、親たちは自分の子供とは認識していないので
後から産まれた彼らを親たちの部屋に入れてしまうと
親たちの縄張り意識でいじめられてしまいます。
その為、部屋を分けて飼育していました。
ですが、親鳥とこの子供たちを同時に別の部屋に移動してしまえば
お互いに縄張りが存在しない状態になるため、いじめが起こらず
すんなりと合流できます。
ということで今回は、彼らの引っ越しと部屋の掃除をしつつ
新しくこの部屋にアルビノイワシャコを迎え入れます。
引っ越し先
ハッカンはこちらの部屋に移動します。
こちらの部屋については
【低コストで『鳥小屋の内鍵』を作ってみた!】という記事を書いているので
もし興味がありましたら是非読んでみてください。
この部屋には七面鳥のメスが1羽だけいるだけの状態です。
この広さに1羽のみは少し勿体ないので
ハッカン達にこの部屋を使ってもらいます。
代わりに七面鳥には、同じ大型が多いマクジャクの部屋に引っ越してもらいます。
引っ越し後
ということで移動してみました。
とりあえず暴れたり、他の鳥に危害を加えたり
攻撃されたりすることはなさそうです。
あとは2つの部屋のハッカンを移動して引っ越しは完了です。
ハッカンの移動が完了しました。
ハッカンは数も多く、抱かれるのを嫌って結構逃げ回ったので
移動が大変でした。
この後もお互いに見知らぬ土地なので争いは全く起こりませんでした。
ひと段落したらこの部屋に止まり木を追加したり
巣箱を設置してあげようと思います。
部屋の掃除
元ハッカンの部屋に戻ってきました。
これから新しく鳥を迎え入れるため、この部屋を掃除します。
いつも鳥小屋の掃除は涼しくなった10月以降に行うのですが
今回は新しい鳥たちを待たせているため
暑いですが頑張ります。
掃除は豪快にスコップで土ごと運び出します。
1年もすると羽根や食べ残しや糞などの有機物が蓄積します。
屋外で飼育していると、蓄積した有機物の中に
いつの間にかコガネムシの幼虫、ゴミムシ、蛾などの昆虫が繁殖しています。
彼らのおかげで食べ残しや糞は分解されてサラサラの土のような状態になり
においも全くありません。
とはいえいつまでも掃除しないと小屋から溢れ出しかねないので
いつもは秋ごろにまとめて大掃除をしています。
ちなみにこの土は最終的に畑や植木の根元、花壇などに撒いています。
この土を撒くと植物の育ちが非常に良くてとても助かります。
巣箱の設置
掃除が終わったので最後に巣箱になりそうなものを設置していきます。
イワシャコは自然界では、岩陰やくぼみ、洞窟などを好んで繁殖を行うので
地面に近いところで巣箱を設置してあげます。
これまでもイワシャコはこの方法でよく産卵してくれています。
巣箱がずれないように重石を置いて完成です。
これで部屋の掃除は完了です。
ちらほらと羽根は残っていますが
全部取らなくても特に問題はありません。
あとは保温ケースで育てているアルビノイワシャコを迎え入れようと思います。
アルビノイワシャコ移動
アルビノイワシャコの引っ越しも完了しました。
ケースの外の世界は初めてなので、またキョロキョロしています。
一日経てばこの環境にも慣れてくると思います。
あとは餌など世話をしながら
この子達に成長を見守っていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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