【前回】▼
今回は、前回改良したオーバーフロー式の沈殿槽の様子と
池のその後の様子を観察します。
稼働開始~三日目
一日目
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まずは稼働一日目の様子です。
魚たちは非常に元気ですが、池の白濁り自体にあまり変化はありません。
続けて、沈殿槽の様子を見てみます。
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砂利の表面には、隙間を突破してきた微細なゴミが積もっていました。
しばらくフィルターを止めていたので
池が汚れているのもあると思いますが
これだけ砂利でしっかり覆ってもゴミは湧き上がってくるものですね。
ちなみに直接流れていくというよりは
表面に湧き出して蓄積したような状態になっています。
二日目
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こちらは二日目の状態です。
まだまだ白濁りしていますが
うっすらと池の中のものが見えるようになってきました。
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ちなみに、この池は深いところで水深1mほどあります。
水量が多いので、このフィルターのサイズだと
効果が出るまで少し時間がかかるようです。
三日目
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少しずつ池の中の生体も見えるようになってきました。
しかし、ここで沈殿槽の砂利鵜の下に敷いていた
粗目マットが目詰まりしてしまい、砂利部分が浮き上がってきてしまいました。
なので、一度沈殿槽を取り外して
今度は目詰まり防止と、さらにゴミを分離できるように
沈殿槽を再び改良しようと思います。
フィルター(沈殿槽)再改良
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まずは、前回の給水口のエルボを二つに増やします。
これでさらに容器の中の水が回転しやすくします。
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ちなみに、エルボはそのままだと容器に収まらなかったので
少しカットしました。
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排水口の周りに粗目マットを敷き詰めて
できるだけゴミをせき止めるようにします。
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このあと、PPシートを上に敷いて
水がこの粗目マットから通るようにします。
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使い古したウールマットで囲います。
ウールマットはすぐにゴミを吸って目詰まりするので
水の流れをせき止めるために使います。
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これで水は、粗目マット側からだいたい流れてくると思います。
ちなみにこのPPシートはダイソーで購入することができます。
汎用性がとても高く、使い勝手はかなり良いです。
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粗目マットを通った水が全体から湧き上がるように
PPシートの上に人工芝を敷いて隙間を作ります。
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今回は粗目マットの代わりに
細かい網目の滑り止めシートを使用します。
これで粗目マットのように、目詰まりして
砂利が浮き上がってくることはなくなると思います。
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最後に、洗った砂利を再び敷き詰めて完了です。
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ポンプを接続して再び稼働させます。
ついでに、排水口に水が流れ込みやすくするため
縁に切れ込みを入れました。
あとは再び、沈殿槽かウールマットのどちらかが目詰まりするまで
様子を見ようと思います。
四日目(再改良の翌日)
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濁りは相変わらずですが
魚たちは活発に動き回っています。
そして11日目(再び改良してから8日目)
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白濁りは残っているものの
だいぶ透明感は増してきました。
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そして、再び改良後から8日経ち
ウールマットが目詰まりして、ついに二段目から溢れ出してしまいました。
改良前と比べると少しだけ目詰まりまでの時間が伸びましたが
やはり大幅に時間を稼ぐには至りませんでした。
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とはいえ、沈殿槽では確実にゴミをキャッチしており
この砂利を通り抜けてきた微細なゴミはあまり浮き上がってこないため
いつかもっと大きな容器を利用して再挑戦してみようと思っています。
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ちなみに、沈殿槽の砂利の下はかなりの量のゴミをキャッチしていました。
あまり大きすぎない・水量の少ない小さめの池であれば
このコンテナケースの自作フィルターでも長めに稼働できると思います。
まとめ
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以上がフィルター改良後のフィルターと池の様子でした。
また自作フィルターを作る素材を集めたりして
今度は水量の多い池もカバーできるような
ろ過能力の高いフィルターを作ってみたいと思います。
あとは、水草の配置などを変えて
より見栄えの良い池に改良しよと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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