2021年11月頃
11月に入り、いよいよ寒さも本格的になってきました。
越冬が必要な寒さに弱い植物にとっては
そろそろ越冬の準備が必要です。
植物的にはもう少しの間は外に置いておいても過ごせると思いますが
今のうちに環境を整えようと思います。
今回は、比較的安価で、簡単に作れる温室を紹介します!
準備するもの
まずは、今回温室に使用する物を紹介します。
ビニール温室 楽ラック
今回作る温室の基礎部分。
これ単品でも霜よけとしては完成されていますが
ここにさらに手を加えます。
安いものは組み立てが難しかったり、強度もあまり良くなかったりするので
高すぎず、安すぎないこちらの温室を選びました。
ちなみにこの価格で4段というのも
こちらの温室を購入しようと思ったきっかけのひとつです。
植物育成ライト LED
日照不足解消のためのライト。
今回は屋内に置くので、日光が足りなくなる恐れがあるため
足りない明るさを補填するために使用します。
日の光が十分に入る場所であれば
こちらは必要ないかもしれません。
Anker PowerPort 5 (40W 5ポート USB急速充電器)
上のLEDライトを使用するために必要なUSBポート。
ライトを使用しないのであれば必要ありません。
ビニール温室組み立て
まずは基礎となるビニール温室を組み立てます。
中身はこのようになっています。
部品が少な目でとてもシンプルです。
組み立ての説明は段ボールの裏に記載されています。
組み立ては非常に簡単で
棒4本を付属のネジと六角レンチで固定するだけです。
最初に両サイトを繋げてしまうとやりづらいので
先に片方だけネジで固定してから
もう片方を完成させます。
骨組みが完成しました。
細い棒部分はネジではなく、穴に差し込むだけです。
つづけて棚部分を設置します。
こちらも両サイドがフックになっていて
上から乗せるだけで組み立てられます。
一通り組み立てが完了した状態です。
組み立て自体はとても簡単ですが、強度は思った以上にしっかりしていて
コンクリートブロック程度の重さのものでも乗せられると思います。
最後にビニール部分を取り付けます。
チャックを開けて上からガバッと被せます。
これでビニール温室自体は完成です。
特に複雑な構造ではなく、ひとりでも非常に簡単に組み立てる事ができました!
強度も非常にあり、多少重い容器を乗せても壊れる様子は全くありません。
私の場合、コンテナで水草を水上栽培しているのですが
水を張ったコンテナも軽々と乗せる事ができます。
▼水草の水上栽培についてはこちらの記事にまとめています。
植物育成LEDライトの設置
続けてビニール温室に植物育成用のLEDライトを設置します。
日が良く入る明るい場所であれば必要ありませんが
今回は半日陰に設置するので、こちらのライトを使用します。
箱の中はこのようになっています。
ライトの棒の部分は好きな方向へ曲げる事ができるので
いろんな角度から植物を照らす事ができます。
電源の接続部分はUSBになっています。
普通のコンセントで使うことはできないので
別途USB接続ができるポートが必要となります。
という事で準備したのがこちらのAnker PowerPort 5という商品です。
ライト1つにつき2.4A(アンペア)必要らしいので
合計8Aまで使えるこちらの商品を購入しました。
中身はこんな感じです。
コンセントを接続するだけで簡単に使用することができます。
さっそく温室にライトを設置します。
取り付け部分は洗濯バサミのように挟む形になっているので
非常に簡単にくっつける事ができます。
ライトを位置調整します。
USBケーブルをUSBポートに接続して準備は完了です。
さっそくライトを点灯させます。
無事点灯しました!
ここは半日陰ではありますが、やはり太陽光は強いので
LEDライトが目立ちません。
しかし、日が暮れてくると非常に明るく照らしている様子が確認できました!
思った以上に非常に強い明るさで植物を照らしてくれています。
ちなみにこちらのコントローラーで光の強さ・タイマーなどを設定することができます。
とりあえず半日陰の朝~夕方に合わせて12時間に設定しました。
さっそくウツボカズラ・冬に弱い水草などを収納してみました。
広さも結構あるので余裕をもって植物を配置できます。
LEDライト4本のうちの2本を上から二段目の台の下に潜り込ませました。
これで2段目に植物を置いても影になりません。
以上が簡易的な温室の作り方でした!
霜に弱い程度の植物であれば、この温室で十分越冬させることができます。
今回は使いませんでしたが、ヒーターなどを配置することによって
さらに温度を確保できるので、より寒さに弱い植物も育てる事ができると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!