今回は新たに『 リスノシッポ (ロタラ・ワリッキー)』の水上栽培に挑戦します!
と言っても実は以前にもリスノシッポは水上栽培で育てていたのですが
調子を崩し、枯れてしまいました。
例年であれば何もしなくても越冬してくれていたので
2021年初頭の氷点下続きの寒波が原因なのか、植え替え時期を見誤ったからかはわかりませんが
今年からはしっかり寒さ対策を行って越冬させ、植え替えも行っていこうと思います。
リスノシッポ(ロタラ・ワリッキー)とは
原産地は北米・ヨーロッパ・日本など。
リスノシッポはその名の通り、水中では「リスの尻尾」のような
非常に美しい容姿を見せてくれる、古くから親しまれている赤系の有茎水草です。
非常に美しい色彩と繊細な形、ユニークな名前で人気があります。
水上葉は茶緑色で小さく、長さ3mm、幅1.5~2.0mmほどの楕円形で、3~6個輪生しています。
水上葉は明るい緑の葉をしていますが、水中葉になると葉は線のように細くなり
黄色から赤色まで環境によって色を変えながら水中葉に移行します。
準備
以前と同じように、園芸用の土とケースを使って水上化させます。
水上栽培の詳しいやり方はこちらにまとめました。▼
例によってこちらを用意しました。
両方ともカインズホームで安価で購入できますが園芸用の土・育てる容器は何でも大丈夫です。
そしてこちらが今回使うリスノシッポです。
非常に綺麗で立派な株ですが、これから見るも無残な姿に変り果てます。
土作り・植え付け
前回と同じように容器に土と水を入れ、かき混ぜます。
指の第二関節以上あれば十分です。
水を入れてよくかき混ぜて、ホットケーキの記事のような柔らかさになったら
土は完成です。
そして、先ほどのリスノシッポを植え付けていきます。
切り口部分を植え付けて
余った部分は水でヒタヒタの土に貼り付けるように置きます。
完成
約30本植え終わりました!
素晴らしい光景です。
控えめに(オブラートに包んで)言ってゴミですね。
産業廃棄物そのものです。
おそらく生産者さんも水槽に綺麗に植えることを前提に
提供してくださったと思います。
レイアウトの中の一部として
綺麗に植えられている姿こそ水草レイアウトの醍醐味です。
本当に生産者さんには申し訳ないと思います。(現時点では)
今はこんなこの世の終わりみたいな見た目ですが
必ず力強い水上葉として育て上げるので今は大目に見てください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!