現在私は、家業を継ぎながら結構庭の広い実家に住んでいるのですが
夏になると暑さに加えて雑草の勢いに頭を悩ませています。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5596.jpg)
ここは中庭の様子です。
元々は芝生だったのですが、すっかり雑草の勢力に負けてしまい
見る影もありません。
一応これは雑草を刈り取ってしばらく経った後の景色で
8月中旬までは3倍くらいの背丈の雑草で生い茂っていました。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5597.jpg)
奥の方はまだまだ背丈の高い雑草が採り切れていません。
ちなみにミカンの木もかなり伸びて生い茂ってしまって庭を圧迫しているので
こちらも実が終わったら剪定しようと思っています。
一度雑草をすっきりさせた後、新たに芝生を敷きなおそうとも思ったのですが
芝生が雑草の勢いに負けている以上、新たに植えるのも気が引けて
そもそも芝生自体も「芝刈り機」などでの管理が非常に大変です。
そこで今回は、芝生に変わるグランドカバー植物を植えることにしました。
スーパーイワダレソウ『クラピアK7』
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5558.jpg)
今回準備した植物は「クラピア」と呼ばれる
イワダレソウの改良品種です。
- 芝生の10倍の増殖スピード!
- 地表面を覆い雑草の増殖を抑制
- 地中深くに根を張り、土壌流出防止
- 在来種の多年生植物で可愛らしい花が咲きます
- 人に踏まれても大丈夫!
- 適応性がかなり広く酸性~アルカリ土壌まで植栽可能!
- 芝生のような狩り込み作業がほとんど必要なくお手入れ簡単!
イワダレソウ・ヒメイワダレソウは
グランドカバーの中でも最強と言われることもあります。
何故最強と言われているかというと、理由が大きく分けて3つほどあります。
成長スピード
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5559.jpg)
一つ目は「成長スピード」です。
通常、芝生などのグランドカバープランツは面積を埋めるために
いくつも植えなくてはいけません。
「グランドカバーを作るまでに何年もかけたくない」となると
数を増やして密に植えていかなくてはなりません。
しかし、このイワダレソウは成長スピードが非常に早く
芝生の10倍以上のスピードがあると言われています。
地の上にランナーを伸ばして地面にくっ付くように広がって生えていくグランドカバー植物で
1ポット植えるだけでも2ヶ月で畳3畳分ほどまでに成長してしまうそうです。
植える土を選ばない
二つ目は「植える土を選ばない」という点です。
通常の植物は、植える前に土壌をしっかり作ってあげないと生育が良くありません。
芝生ですら堆肥などを入れて多少改良をしてあげないと調子が良くなりません。
その点、ヒメイワダレソウは非常に強く土壌を全く選びません。
乾燥していても、水はけが悪くても、肥料がなくても
酸性でもアルカリ性でも育ちます。
学校の校庭の土のようなカッチカチの土でも
植えてしまえば問題なく広がっていくほど強い植物です。
また、水溜まりができてしまうような水はけの悪い土でも
ヒメイワダレソウ自体がそれなりに水を吸ってくれるので
水溜まりにもなりにくくなります
さらに、根がどんどん土の中に入っていくので土自体の土壌改良もしてくれて
微生物も多く育つそうで、土壌もどんどん良くしてくれます。
さらに、他の植物たちと肥料を取り合わないという性質があるそうです。
雑草の場合は花壇など、花の肥料をどんどん吸ってしまいますが
イワダレソウはバランスよく吸い取らないため、花たちとも共生できるそうです。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5560.jpg)
種は付けないので雑草のように飛んで行って勝手に生えていくことはありません。
踏みつけに強い
三つめは「踏みつけに強い」という点です。
芝生のように踏みつけに非常に強いので
足を踏み入れる庭におすすめなグランドカバー植物です。
むしろ、踏みつけた方が良くなるそうです。
逆に踏みつけずに育てると上に向かって生えてしまい、多少ボサボサになってしまいます。
踏みつけることによって地面に抑えつけられ
見た目が非常に良くなります。
踏んであげるだけで高さを抑えられるので
芝生のように刈りこむ必要がほぼありません。
デメリット
デメリットは「とにかく繁殖速度が早い」という点です。
芝生の10倍以上という驚異的なスピードで横に伸びていくので
入ってほしくないエリアに繋がっている場合はそのまま伸びてしまう事があります。
その場合はメンテナンスを行い
定期的に侵入してほしくない場所へ伸びた分を刈ってあげないと
そのまま覆いつくしてしまいます。
「雑草をむしる手間」と「イワダレソウをメンテナンスする手間」を天秤にかけて
どちらがいいか選択するのをおすすめします。
早速植えてみる
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5598.jpg)
とりあえず適当に雑草を抜いて植える場所を確保します。
まだまだ雑草が残っていますが
これからも定期的にむしり取っていきます。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5599.jpg)
地面に穴を掘って植え込みます。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5600.jpg)
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5601.jpg)
とりあえず植え込みました。
あとは定期的に+クラピアの成長に合わせてこれからも雑草を除去していきます。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5602.jpg)
二つ目はこちらに植えます。
ここは先ほどの庭よりも少し奥側にあります。
ここは家族が雑草対策のためにマットを敷いていたので
剥がした部分は全く雑草が生えていません。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5603.jpg)
こちらも残りの雑草を適当に除去してクラピアを植え付けていきます。
![](https://raidenentertainment.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_5604.jpg)
こちらも完了しました。
あとはこれからも雑草を除去しつつ
クラピアK7の成長を見守っていこうと思います。
これからの成長を観察しながら記録をまた記事にしようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
【関連記事】▼